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#星野源ください

夢の中へ連れていく

まくら

 

朝から続いたいくつもの仕事を済ませ、やっと終わったと帰路に着いたのが23時。家に着いて彼女の寝顔を確認したときには、時計の針はもう12の数字を通り過ぎていた。

 

泊まりに来るって言ってたね、ごめんね。仕事長引いちゃった。

 

誰に聞かせるわけでもないけど、そう呟きながら 熟睡してる彼女の頭を撫でる。

あーエロいことしたい。最近全然できてない。最後にしたのいつよ。彼女がいながらできてないってどういうことなんでしょうね。

 

無理やり起こすことはできないし、今回はそこまでの衝動じゃないから風呂に入って慰めよう。

 

自分で慰めようとしたのに、俺はあることに気がついてしまった。

 

それ俺の枕じゃない?

それ、おれのまくら?

 

なんちゅう可愛いことをしてくれるんでしょうか。どういうことなんだ。そんなに寂しかったのか、俺の匂いが恋しくなったのか、ああもう。エロいことしたい。しないと気がすまない。リトル星野も言ってやがるぜ。

 

ごめんな、今夜は寝かせない。

 

二度目の謝罪を口にして、そのまま彼女の口を塞いだ。