#星野源ください

夢の中へ連れていく

声と視線

 

途切れ途切れの甘い嬌声と、熱を孕んで混ざり合う視線が、俺の欲を掻き立てる。

 

AVも自慰もいいけれど、やはりセックスが一番だと思うわけですよ。暗い部屋の中でただ一心に俺だけを求めるその姿がたまらなくそそる。

すぐに逸らされる視線も、その赤い頬を隠す手も、どんなに我慢しても声が漏れるその口もすべて俺に委ねられているようでゾクゾクするんです。はあ、最高。

 

たまにこうして性急にまるでチェリーのようにがっついてしまうことがある。向こうがシャワーに入ったのを確認したらそのまま流れるようにベッドに連れ込む。

 

押し倒して

キスをして

服の下に手を入れて

舌を入れて

 

彼女の待ったなんか聞かずに、段々と喘ぎに変わっていくそれを楽しむように。

 

今日もまた長い夜が始まるんだろう。

 

 

 

 

 

「今夜は寝かせられない」

 

彼の口から吐き出されるようにしてそのセリフが降ってくる。私は少し可笑しくなって笑いをこぼしてしまった。

 

「随分と余裕そうじゃないの」

 

上にいる彼が近づく。

唇が重なるその手前、荒い息が頬にかかる。

 

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