#星野源ください

夢の中へ連れていく

閉じ込める

 

源さんは今日も仕事。一緒に暮らし始めてもう一年になるけど、この家で同じ時間を過ごしたのは何日くらいだろう。

 

そう考えるとだんだん寂しくなってきて、気を紛らわせるためにテレビをつけると、バラエティー番組に出る彼の姿があった。反射的に消してしまった。

 

とおい、なあ。

 

もう、ずっと恋人らしい時間なんて過ごせてない。恋人ってなんだろう。この家に私は居てもいいのだろうか。

 

そんなことをぐるぐると考えながら机に突っ伏していると彼が帰ってきた。

 

「ただいま、あ? どうしたの。お出迎えはなしなの〜?」

「・・・おかえり」

「テンション低! どうした!」

「一人で感傷に浸ってたんですぅ」

 

突っ伏したまんま受け答えしてると、頭をガシッと掴まれた。帰ってきたばかりの彼の手は冷たい。

 

「ねえ、また一人で落ち込んでるんでしょ? ばかじゃないの」

 

クククッとあの笑い声が頭の上からする。

 

「ばかじゃない」

「ばかだよ。お前ほんとばか」

 

頭を掴んだ手を離して、グシャグシャと撫で回してくる。彼はそのまま言葉を続ける。

 

「俺がどれだけ毎日お前に会いたいとか触りたいとか、あとセックスしたいとか思ってるか知らないでしょ」

 

突然の告白に思わず勢いよく顔を上げてしまった。ふはっ、と彼に笑われた。

 

 

 

 

 

俺の彼女はよく自爆する。だからたまには正直に自分の欲を言って安心させなくちゃいけない。

世話が焼ける? そこが可愛いんですぜ、世の彼女いないお兄さん方♡

 

こうやってたまに甘やかして、それで俺から離れられなくなればいいと思ってます。最高だと思わないかい?

 

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