読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

#星野源ください

夢の中へ連れていく

誕生日

 

どうも、星野源です。今日36歳になりました。

 

誕生日は誕生日であって祝日でもなんでもないし、祝日だったとしても俺には仕事がある。

 

・・・めちゃくちゃ彼女に祝われたい。

 

正直なところ今すぐにでも家に帰りたい。今日はスペシャルディナーを用意してくれているらしい。きっと部屋の飾り付けもしてくれてて、プレゼントも用意してくれているんだろう。

 

ああ帰りたい。

 

何より「俺今日誕生だから、いいよね」って言いながら普段よりちょっと過激なイチャつきをしたいんだ俺は!

36歳初めての朝をセックスしてから迎えたい。

だって彼女がいるんだもの。

 

かと言って仕事はまだ終わりそうにない。空きができたら電話でもしてみようかしら。

 

 

 

 

 

今日は1月28日、彼の誕生日。

主役の彼は仕事が長引いているのかまだ帰ってこない。

さっき掛かってきた電話も、5分も話さずに「待ってて! すぐ終わらせて帰るから!」と言われ、半ば強引に切られた。スタッフさんにでも呼び出されたのだろう。

 

料理も飾り付けも、プレゼントの用意も全部終わってしまった。

 

ソファーに座るとそのまま眠ってしまいそうで、そのまま彼と向き合うはずの椅子に座っていることにした。

 

【仕事終わった】

【すぐ帰るから!!】

 

テレビを見ているとメッセージが届いた。やっと祝える。

事故らないで帰ってきてね、とだけ送って、料理を温め直す準備を始めた。

 

 

 

 

 

【安全に!】

 

彼女からの返信にスタンプで返す。運転手さんになるべく急いでもらって、俺は後部座席でそわそわしている。

 

スタッフさんや共演者さんに、たくさんの人に祝われたけど、やっぱり君に祝われないと俺の36歳は始まらない。

 

23:55 自宅の下に到着。俺は急いで彼女の待つ部屋まで駆け上がった。

 

 

 

 

 

日付、越しちゃうかな。

23:58 バタバタと外から足音が聞こえる。

 

帰ってきた。

 

わたしは玄関に急いで、勢いよくドアを開けた彼を「誕生日、おめでとう!」の言葉とハグと一緒に迎えた。

 

f:id:MTMR_of_star:20170128235923j:image