#星野源ください

夢の中へ連れていく

暗闇の中で

 

だんだんと上ずっていく声に、途切れていく呼吸、それから熱くなっていく君の肌。

部屋は暗いはずなのに、頬が赤いのだけはよくわかる。

 

呼吸に合わせて発せられるいつもよりずっと高い声が鼓膜をくすぐって俺を煽る。

 

普段は絶対に見せない欲に濡れた目が律動を止めた俺を覗く。思わず口角が上がってしまうほどゾクゾクする。

 

「源さ、なんでとめる、の」

いい景色だなぁと思って。

「やめ、そういうのいいから、はやく」

はやく、してほしい?

「・・・うるさい」

 

弱々しく伸びてきた手が、覆い被さっている俺の頬をぺちんと叩く。

その手をそのまま握って、彼女の手の甲をねっとりと舐める。少しだけ汗のしょっぱい味がした。

 

今日は一回で終わる予定だったんだけどな。

「うそだ。一回目の後すぐ二回目とつにゅうしたくせに」

くふふ、あれは俺が悪かった。怒ってる?

「おこっては、ない」

 

そう言ってもう片方の手も伸ばしてきて俺の首に手を回すから、それと同時にふわっと彼女のいい匂いがして、思わずモノが反応してしまった。

それに彼女が俺の耳元で小さく喘ぐ。

 

我慢なんて出来たもんじゃない。そのまま、甘く深いキスをしながら俺は律動を再開した。

要望通り、さっきよりもスピードをあげて。

 

鼓膜に響く声が心地いい。

まだこれから、長い夜は続いていく。たまにしか一晩中出来ないのだから、こういう日があってもいいだろう。

 

そう自分に言い聞かせ、きっとこのまま三回戦目に突入するのだ。俺のムスコはまだまだ元気だぜ。